文民統制 2011 9 4

 9月3日の時事通信社のニュースによると、
日本の安全保障に関して、以下のようなニュースが流れていました。
(以下、引用)
 一川保夫防衛相が、
「安全保障は素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と
発言していたことがわかり、野党の自民党から3日、批判が相次いだ。
(以下、引用)
 このようなニュースは、もう世界中に流れ、
アメリカ政府も、中国政府も、ロシア政府も、韓国政府も仰天したことでしょう。
 文民統制に関して、このような解釈をするのは、
世界でたった一人しかいないと思います。
それが日本の防衛大臣とは、外国政府も驚いたことでしょう。
 沖縄の普天間基地問題の迷走が原因で、
強固だったはずの日米同盟に亀裂が入っている現状では、
日本に利害関係のある国は、
このようなニュースを知れば、なおさら、
日本を試したくなると思います。
そこには、「脅し」もあれば「すかし」もあるでしょう。
今後、外交的な「試し」か、軍事的な「試し」が来ると思います。
日本の安全保障は危機的状態と言えます。
 
空軍基地 2011 6 12
 私は、車で案内されて埼玉県狭山市に行ったことがあります。
場所は、狭山市駅付近だったと思います。
その時、驚いたのは、マンションぐらいの高さを戦闘機が飛んでいたことです。
初めて見たときは、一瞬、「あっ、墜落する」と思いました。
 しかし、地元の人の話では、「航空自衛隊の基地があるので、
飛行機が着陸態勢に入っているのを見たのでしょう」ということでした。
 それにしても、見ていると、次から次へと、
軍用輸送機などが高度を落として着陸態勢に入っていくのです。
高台から見ると、ほとんど民家の屋根近くを輸送機が飛んでいるように見えました。
 地元の人に聞くと、
「もう慣れてしまって、気にならない」とのことでした。
確かに、歩いている人たちも、空を見上げることもなく、
全く無関心な様子でした。
 落ち着かなかったのは、私の方で、
なにしろ話をしていても、視野の片隅に軍用機が写るのです。
その上、軍用機が通過するたびに、騒音で会話が聞こえなくなるのです。
それでも、地元の人は、気にならない様子でした。
 私が、しつこく聞くと、
「自分の国を守っている軍隊だから、仕方ないです」という回答でした。
 埼玉県の人口は、700万人を超える人口密集の県であり、
全国の都道府県では、5番目に人口が多い県です。
 ここでは、住宅地の中に空軍基地があるようなものですが、
基地とうまく共存している地域と言えるでしょう。
 さて、写真家には、
もしかすると、マンションの近くを飛ぶ戦闘機という、
非日常的な写真が撮れるかもしれません。
(注)
 日本では、マンションとは、
鉄筋コンクリートの高層住宅のことを意味します。






















































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